伊集院光“TBSラジオの帝王” が漏らしていた不満…看板番組降板騒動の裏にあった「複雑な事情」
伊集院光(53)がパーソナリティを務めるTBSラジオ平日朝の帯番組『伊集院光とらじおと』(毎週月曜〜木曜、8時30分〜11時)が、来春で終了する方向で調整されていることが東スポwebに報じられた。
契機となったのは『女性セブン』が報じた伊集院のパワハラ報道だ。同番組で月曜アシスタントを務めていたフリーアナウンサーの新井麻希(39)に、伊集院はしばしば厳しいダメ出しをおこなってきたという。
8月には、放送中に「降板スレスレのラインだからな!」と怒号を飛ばす場面もあり、これが新井の降板の決定打になったようだ。制作関係者が語る。
「伊集院さんは基本的に口調が強く、段取りの悪いスタッフに対しては『しっかり確認しろよ!』『資料がまとまってない!』などと怒鳴ることもあります。
一連の報道でパワハラが明るみに出ましたが、実は10年ほど前から局内でも問題視されていたんです。
パワハラやセクハラへの目線が厳しくなった今、局としてもこのまま続投というわけにはいかなかったのでしょう」
とはいえ、伊集院光といえば “TBSラジオの帝王” と呼ばれる存在だ。『JUNK 伊集院光 深夜の*力』(毎週月曜日・25時〜28時)を筆頭に、20年以上にわたって同局を支えてきた。
その功績をたたえる声も多く、今回の報道に関してSNS上では「パワハラはよくないけど、ラジオに対しての理想が高いからこそでは」「そもそもこれってパワハラなの?」など、擁護の声も多く寄せられている。
だが、今回の件は、実はさらに複雑な事情があっての苦渋の決断だったと、別のTBS関係者が明*。
「伊集院さんは、もともとギャラが高いんです。週に2本の番組を持つ伊集院さんの推定ギャラは、年間2000万円を超えると言われています。
もちろん伊集院さんには功績がありますが、現代のラジオ局にとって、この金額は決して安い額ではありません。そういった懐事情も関係しているのでしょう。
さらに、2018年に就任した三村孝成社長と、伊集院さんの間の不和も噂されています。三村社長はTBSラジオを刷新し、J-WAVEのようなオシャレな局にしたいと考えているんです。
永年聴取率で1位の座に輝いていたTBSラジオが、今年初めてJ-WAVEの後塵を拝したことも影響しているのでしょう。
これに対し、古株の伊集院さんは『ラジオってのはそういうもんじゃねえよ』と不満を漏らしてきたようです」
面白い番組を作るだけでは生き延びられない、現代のメディア業界。古参の “帝王” 伊集院は、どうやって “*力” を活かしていくのだろうか--。
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