都内飲食店の5割超、時短応じず 協力金遅れで離反
新型コロナウイルスに関する4回目の緊急事態宣言が発令中の東京都で、都の要請に従わずに午後8時以降も営業する店舗が増えている。日本経済新聞が新宿などの個人飲食店500店を調べたところ5割超の店舗が時短営業していなかった。時短協力金の支給の遅れなどが店主らの離反を招き、緊急事態宣言の実効性が薄れている。
日本経済新聞の記者が緊急事態宣言が発令された後の16日と19日に、新宿、渋谷、池袋、新橋、上野の各駅周辺の5地点で、営業していた個人飲食店100店舗ずつを目視調査した。
全体の52%、262店舗が午後8時以降も営業していた。
(以下略)
4回目
【混雑ビーチ】“隠れ飲酒”横行 普通の入れ物にお酒を入れてカムフラージュしてお酒を飲む ノーマスクで大騒ぎ
4回目の緊急事態宣言が出て迎えた初めての週末。各地で30度を超えて、海水浴場も多くの人でにぎわいました。しかし、「飲酒禁止」のビーチで酒を飲むなど、マナーの悪い海水浴客の姿も一部で見られました。
■未開設ビーチで“カムフラージュ飲酒”も
去年に続き、今年も海水浴場を開設しなかった神奈川県鎌倉市の由比ガ浜。それにもかかわらず17日、浜辺には多くの人が。
大学生:「(海水浴場を開設している)江の島よりは人が少ないので、こっちにしました。気持ちいいですね」
海水浴場を開設してはいないものの、市は安全対策として警備員を設置。随時、見回りしますが、ビーチで飲酒する人たちがいました。
普通の入れ物にお酒を入れて、カムフラージュしてお酒を飲んでいるようです。警備員に見つからないように酒を別の容器に移す男性。
さらに、水たばこを持ち込み喫煙する男性。砂浜での喫煙は禁止されているため、警備員が注意しますが…。警備員が離れたそばから、また吸いを始めました。
■マスク着けず“花火”で大騒ぎ
午後6時を過ぎたところですが、海に向かって走っていく人の姿があります。陽が傾き始めても、砂浜に訪れる人の数は減ることがなく…。
若者グループ:「コップをー!手に持ってー!天高くー!行くぞー!乾杯ー!!!」 花火をしている集団もいます。噴出花火でしょうか、かなり大きな火が上がっています。中にはマスクをしていない人もいます。
このビーチでは、午後10時までの花火は禁止されていないものの、複数のグループがマスクを着けず大騒ぎしていました。 海岸に遊びに来た若者は…。
大学生:「いつ、完全に来るなってなるか分からないので、満喫できる時にしたいなって」
■原宿は買い物客で大混雑 緊急事態宣言後、初の週末を迎えた東京都心の繁華街では…。
18日午後2時過ぎの原宿・竹下通り、ものすごい人であふれています。 街を訪れた人に、外出の理由を聞いてみると。
20代女性:「夏物。ちょっとでも涼しい服を買いにきました」
夏本番で、買い物欲はピークに。
10代女性:「夏服ですね。これから夏休みが始まるので、それように」「気合い入れて!!」
「(Q.4回目の宣言後、初めての週末だが、人出はどう?)少ないかなと思って来たんですけど、案外いました」
50代女性:「この人出と、コロナがまた流行っているから、(五輪)どうなんだろう。ちゃんと無事に終わるのかな…」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2021年7月19日放送分より)
7/19(月) 13:53配信 記事元 テレビ朝日
【渦巻く怒り】<飲食店>「五輪はやるのに」「また酒が悪者にされるのか」政府が4回目の発令を決めた緊急事態宣言
1 Egg ★ :2021/07/09(金) 06:23:21.23
新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、政府が4回目の発令を決めた緊急事態宣言。
またも酒類提供の自粛を余儀なくされる東京都内の飲食店では8日、「五輪はやるのに」「また酒が悪者にされるのか」と怒りの声が渦巻いた。宣言下で行われる東京五輪は都内会場の無観客開催が決まり、二転三転する判断に観戦チケットを持つ人たちからも批判の意見が相次いだ。
【図解】ワクチンを「接種しないつもり」と答えた人の割合(6月)
文京区の居酒屋「海山和酒なるたか」店長、阿久津貴秀さん(48)は「五輪をやるならこっちもやらせてくれよと思う。納得しろと言われても難しい」と落胆を隠せない様子。「お酒はお客さんを入れる大事な武器。取り上げられたら売り上げが立たない」と憤った。
「私たちが五輪の犠牲になっている」。港区新橋で居酒屋「やきとんユカちゃん」を営む藤島由香さん(45)は宣言期間中も酒の提供を続ける方針といい、「政府の対応は場当たり的。自分の身は自分で守る」と言い切った。
宣言決定により東京五輪は、開幕が2週間後に迫った土壇場で都内会場の「無観客」が決まった。開・閉会式をはじめ、競泳やサッカーなど100枚近くの観戦チケットを押さえていたという渋谷区の不動産経営者滝島一統さん(45)は「努力して予定を空けたのに。政府の判断は遅過ぎる」と不満をあらわに。女子サッカーのチケットを持つ30代の女性会社員も「当選してからずっと楽しみにしていた。無観客は残念」とこぼした。
後手後手の政府の対応には、街行く人たちからも疑問の声が。JR渋谷駅前にいた大学生、長尾汰知さん(20)は「国の感染対策は毎回甘く、ずるずるとここまで続いてきた。今回の宣言も意味がなさそう」と語った。中野区の男性会社員(51)は「政府は感染者数を減らし、どうしても五輪を開催したいのだろう」と推測。「飲食店は規制するのに、五輪はできる理由が本当に分からない」と語気を強めた。
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