政府が帰省自粛訴えるなか…国会議員の“地元入り”報告に怒りの声「躊躇していた自分がバカみたい」

NO.9742694 2021/08/12 17:28
政府が帰省自粛訴えるなか…国会議員の“地元入り”報告に怒りの声「躊躇していた自分がバカみたい」
政府が帰省自粛訴えるなか…国会議員の“地元入り”報告に怒りの声「躊躇していた自分がバカみたい」
国会議員こそ守れるというのか。コロナ禍で2度目のお盆となったが、昨年に引き続いて自粛ムードとなっている。むしろ第5波は昨年以上の勢い。日本政府からは帰省自粛が呼び掛けられている。西村康稔経済再生担当相は帰省やそれに伴う会合を「絶対に避けていただきたい」と強調。昨年と違い、今夏は感染力の強いデルタ株がまん延中だ。さらなる自粛を政府が求めることは理解できなくもない。

 九州が実家の関東に住む40代会社員は「親からも友達からも絶対に来るなと言われています。年末年始も帰れませんでした。次の年末は大丈夫かなというところですね」と帰省をあきらめている。

 このように国民には帰省自粛をする人が多そうだが、問題なのは国会議員だ。今秋には衆院選が予定されており、すでに地元入りをツイッターで報告している国会議員は複数おり、案の定、批判が集まっている。

 ある国会議員が地元入りを報告したツイートには「帰省を躊躇していた自分がバカみたい」「国民には自粛を迫る中このツイートはなんなんですか」と怒りの声が寄せられている。この時期に地元入りをつぶやいている議員は与党にも野党にもいて、やはりツイッターでは苦言を呈する声があった。

「まるで東京から地方にウイルスをまき散らしに行っているみたいですね。政府は帰省を控えるように言っているのに…」と前出男性も首をかしげる。

 永田町関係者によると「国会議員は地元活動をしていないと選挙に落ちるんじゃないかと不安になってしまうんですよ」という。

「不要不急であるかは本人がしっかり判断すること」と言った..
【日時】2021年08月12日 11:30
【ソース】東スポWeb