喫煙者は新型コロナウイルスで入院すると重症化率・死亡率が高くなると判明!


NO.9884132 2021/10/01 22:45
喫煙者は新型コロナウイルスで入院すると重症化率・死亡率が高くなると判明!
喫煙者は新型コロナウイルスで入院すると重症化率・死亡率が高くなると判明!
タバコを吸っている人は重症化しやすく死にやすいそうです。

英国のインペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)の研究者たちによると、タバコを吸っている人は新型コロナウイルスに感染すると、入院する可能性が60~80%高く、死亡率も上がるとのこと。

以前には米国ユタ大学の研究者らによって「喫煙者は新型コロナウイルスに感染しにくくなる」とする報告がなされていますが、この論文は現在、政治的な理由(詳しくは後述)によって撤回されています。


■タバコを吸う人は感染した後がコワイ
新型コロナウイルスの感染が続くなかで、同じく呼吸器系疾患の原因となるタバコの存在は注目を浴びることになりました。

そこで先行するいくつかの研究では、新型コロナウイルスに対してタバコが与える影響が調べられてきました。

しかし残念なことに、結果は研究ごとにまちまちであり、混乱の要因となっていました。

そこで研究者たちは英国の42万人の被験者たちのデータを対象にして、新型コロナウイルスと重症度の関係を調べるために、新たに検査記録・入院データ・死亡率などを体系立てて調べました。

結果、新型コロナウイルスに罹患した場合、喫煙者は非喫煙者に比べて入院してしまうほど症状が悪化する確率が60~80%も高く、死亡率も高めであることが判明。

この結果は、タバコを吸っている人々は、新型コロナウイルスに感染した後に、重症化・死亡しやすいことを示します。


一方で、今回の研究でも実際にタバコを吸っている人が新型コロナウイルスに感染しやすいかどうかを調べられたものの、タバコが感染率を上げるという観..
【日時】2021年10月01日
【ソース】ナゾロジー