【東電】賠償金で被災者間に経済格差が…元の生活より良い暮らしをしている人も多い

NO.9311568 2021/03/10 08:51
「レクサスを買った」「“焼肉ハウス”を建ててくれという人もいた」東電の賠償金で生じる被災者間の“経済的格差”をいかに議論すべきか
「レクサスを買った」「“焼肉ハウス”を建ててくれという人もいた」東電の賠償金で生じる被災者間の“経済的格差”をいかに議論すべきか
先月末に東京電力が発表した、福島第一原発事故に伴う賠償金額。避難への慰謝料、家族や家を失った人々への見舞金などを含め、来年度までに累計で10兆円以上が支払われるという。また、2019年末に公表された資料では、東電と合意した帰宅困難区域の4人世帯の場合、10年間で個人賠償額は7370万円となっており、住居や財産なども含めると1億円を超える計算になるようだ。

福島県を度々訪問しているカンニング竹山は「“土地を売って出ていかないといけない”と言っていた人が、よく聞いたら何億円ももらっていたとか、他の自治体に家を立てたけど住民税を払っていないので、行政に言わせると“おい”っていうケースもあるとか、根深い、人間臭い話を現地でいっぱい聞いた。もちろん困っている人もいっぱいいるが…」と話す。

 事故発生から10年。「本当に必要な補償はしてあげてほしい」という意見がある一方で、「そろそろ補償は十分でしょ」「元の生活より良い暮らししている人も多いのが実態」といった厳しい声もある。

そもそも、この賠償対象になるのは福島第一原発から30km圏内の避難指示区域のみ。そして、その境界線の外側にあるのが福島県いわき市だ。そのため、元々いわき市に住んでいる人は賠償金をもらえない一方、いわき市に避難してきた人たちがずっともらい続けるということも起きている。

 東電はあくまでも「最後の1人まで賠償貫徹」を掲げるが、現地で住宅メーカーの営業マンとして勤務、震災後は賠償金問題などを本に纏めた一般社団法人「建物災害調査協会」理事の屋敷康蔵さんは、被災者の間の格差や“震災バブル..

【日時】2021年03月09日 22:14
【ソース】AbemaTIMES


原発は地震や津波対策が不十分だと指摘した際、東京電力は「対策を強化する」と約束したものの、津波対策をしなかった。ペロードは、この事故は天災ではなく人災で「チェルノブイリ原発事故はソ連型事故」「福島原発事故東電の尊大さが招いた東電事故」と指摘した。
235キロバイト (35,971 語) - 2021年3月14日 (日) 14:53