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4/13(火) 10:12
スポーツ報知
バレリーナ芸人・松浦景子、「すごい量」の誹謗中傷を告白「芸人のくせに教えるなんてバレエに失礼」
松浦景子の公式インスタグラム(@pinkpinks13)より
吉本興業所属のバレリーナ芸人・松浦景子(26)が12日、自身のインスタグラム、ツイッターを更新し、誹謗(ひぼう)中傷を受けていることに対し声明を発表した。
松浦は吉本新喜劇や吉本坂46で活躍。クラシックバレエ歴は23年で、バレエコンクール日本一の経歴をもつ。コロナ禍の自粛期間には、バレエの技のこつや、ストレッチ方法を自身のYouTubeで公開するなどの活動をしてきた。しかし、その活動に対して「芸人のくせに教えるなんてバレエに失礼」「先生じゃないのに教えるな」「価値ない」「松浦景子に払うなんてお金がもったいない」など、誹謗中傷が相次いだという。「現役のバレエ講師の皆様、親御様方からお叱りのご意見、SNS投稿、色んな憶測の噂まで全て私の目、耳まで届いておりました。実は、すごい量でした」と明かした。
これに対し、松浦は理解を示す。「その気持ちはわかります。なぜ私がレッスンをしたのか。私はあくまで芸人なので、『バレエが楽しい!』と思ってもらえるキッカケさえ掴んで貰えればという思いがあります。『バレエが楽しく感じられない』『昔、バレエをやっててブランクがあるけど踊りたい』『バレエやったことないけし体硬いけど興味はある!』という皆様へ寄り添いたいのです。決して、これからバレリーナを目指す大切なお子様に教育してやる!バレエとはこうだ!という気持ちは一切ありません。それは、バレエの先生がやるべき事です。私も間違ったバレエを教えたくはないですし 各バレエスクールに通っていて、お世話になってる先生がいるのに黙って私のレッスンを受けて『けっけちゃんが言ってたから、これはこう!』なんてことがあったら、この世の終わりだと思っています。先生がいるなら、自分の先生をまず大切にして欲しいです」とした。
そして、「私はバレエを23年やってきて現役中、しっかり“教え”をしていたことも勿論ありますし芸術大学のバレエ科でバレエ学や解剖学、振付等しっかり学ぶべきものは取得しました。でも、私も人間です。『芸人のくせに』『へたくそなのに』という言葉は簡単に使わないで欲しいです。私も大好きなバレエのためにできる限りのことはしたいと思っています。今後も、温かく見守っていただけると嬉しいです」と結んだ。
松浦は先月6日に公開したYouTubeでも、「新喜劇やお笑いの方からは、『バレエばっかり踊るな』と言われたり、バレエ界からは『バレエをばかにするな』と言われて、ものすごくつらい思いをしてきました。ですが、私がこのような活動をするきっかけは、日本にもっとバレエを広げたいという思いから」と、思いを吐露していた。