【デルタ株】東京・産婦人科医 「コロナ陽性の方を、普通の産婦人科には受け入れられない。 一人いると皆さんに感染してしまう」


1 影のたけし軍団 ★ :2021/08/20(金) 14:19:10.23

新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中だった出産間近の妊婦が、入院先が見つからないまま自宅で出産し、その後、赤ちゃんが亡くなっていたことが分かりました。
妊婦だからという理由で、入院しやすくなる状況ではありません。


柏市の会見:「新型コロナ感染症に関連して、赤ちゃんが亡くなるという事案が発生しました。ご遺族の方には、心よりお悔やみを申し上げます」

出産間近に感染し、自宅療養していた妊婦が、受け入れ先の病院が見つからず、やむなく自宅で出産。その赤ちゃんが、亡くなったことが分かりました。

千葉県柏市で暮らす、妊娠29週の30代女性が感染していると分かったのは、今月11日のことです。その時は「軽症」と診断され、自宅療養となりました。
3日後には、「中等症相当」と診断されましたが、入院先は見つかりません。状況が変化したのは、さらに3日後の17日です。

女性は保健所に対し、「腹部の張りがある」「出血がある」「陣痛ではないか」と訴えましたが、それでも入院調整はつきません。
結局、女性は男の子を自宅で早産しましたが、救急隊員が駆け付けた時には、すでに心肺停止。赤ちゃんは救急搬送された病院で、死亡が確認されました。


柏市の会見:「保健所としても最大限、調整しているが、なかなか決まらず。今回、非常に不幸な事態になった」


■産婦人科医「東京でも十分に起こり得る」


特に、今回のようなケースに対応できる病院は、ごく一部にすぎません。

都内で、産婦人科クリニックを運営する杉山力一医師は、「もはや医療崩壊の只中にある」と訴えます。

杉山産婦人科・杉山力一医師:「正直、東京でも十分に起こり得ること。コロナ陽性の方を、普通の産婦人科には受け入れられない。
一人いると皆さんに感染してしまうので。これが、医療崩壊なんですね。医療崩壊というのは、別にコロナのベッドが足りないんじゃなくて、一般の診療ができなくなっちゃうんです」

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000226170.html