『漁港の肉子ちゃん』すでにトップ10圏外、一流の制作陣が集っているのになぜコケた?

1: なまえないよぉ~ 2021/06/29(火) 15:40:56.78 _USER9
 明石家さんまによる企画・プロデュースのアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が苦戦を強いられている。同作と同じく6月11日に封切られた菅田将暉主演映画『キャラクター』が人気を博す一方、『肉子ちゃん』は初登場7位(興行通信社調べ、以下同)。テレビ界を牽引してきた国民的人気者のさんまでも、戦場がスクリーンとなると、結果を出すのは難しいのだろうか?

 6月14日に発表された12~13日の映画観客動員ランキングで、同作は初登場7位。翌週21日に発表された19~20日の映画観客動員ランキングでは10位。28日発表の26~27日には早くもトップ10圏外に脱落した。一方、菅田主演の『キャラクター』は初登場4位のあと、2週目3位をキープしている。

「『漁港の肉子ちゃん』公開翌日の12日、さんまは『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)に出演した際、作品については『もう満足なんです』と発言。映画では、吉田拓郎の名曲『イメージの詩』を、10歳の人気子役・稲垣来泉が主題歌としてカバーしていますが、『吉田拓郎さんが曲を聞いて泣いてくれて』と、感無量といった様子で話していました。さらには、『木村拓哉が「いい映画ですね」って言うてくれて。この間、MISIAがNHKのラジオでこの映画を絶賛してくれて』と、有名な芸能人3人から高い評価を受けたことも明かし、自画自賛といった調子でした」(同)

 「もう満足なんです」というのは、たとえ結果が伴わなくても、やることはやり尽くしたから未練も不満もないという、ある意味“開き直り”ともとれる。それにしても、2週目にしてトッ プ 10 ギリギリの『漁港の肉子ちゃん』はなぜ、コケたのだろうか?

「西の原作小説は、累計発行部数35万部超えのベストセラー。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の『読書芸人』の中でピース・又吉直樹が紹介したことでも、話題を呼びました。とはいえ、誰もが知る作品ではないですし、タイトルの『肉子』というワードもギョッとさせるものがある。初めて知る人は取っ付きにくさがあるでしょう」(業界関係者)

 監督は『のび太の結婚前夜』『おばあちゃんの思い出』の監督も務めるなど、映画『ドラえもん』 シリーズではおなじみの渡辺歩。脚本は『凪のお暇』(TBS系)でも知られる大島里美が務めている。そしてアニメーション制作は、映画『えんとつ町のプペル』を手がけるなど、世界中で多くのファンを持つSTUDIO4℃だ。

 「一流の制作陣が集っているのに、それら名前を強く打ち出すことなく、“明石家さんまプロデュース”を前面に押し出してプロモーションしたことも遠因かもしれません。さらに、他人にクチコミしづらいというか、推薦するとき、その魅力がどこにあって、なにをどう伝えればいいか迷う作品でもあります」(同)

https://www.cyzowoman.com/2021/06/post_347187_1.html

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