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1 湛然 ★

田原俊彦 周囲に怒られても役者は「主役じゃないとやんない」理由〈週刊朝日〉
6/26(土) 11:30 AERA dot.
https://news.yahoo.co.jp/articles/87dde6ea665db7172511fb63e30b526673a4e884?page=1
田原俊彦 (撮影/写真部・戸嶋日菜乃)

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 今月、還暦の記念シングル「HA─HA─HAPPY」をリリースしたトシちゃんこと田原俊彦さん。60歳とは思えぬほど若々しい田原さんが作家・林真理子さんと久々の対談。スターとして40年以上輝く秘訣を明かしてくれました。

(※中略)

林:還暦の記念シングル「HA─HA─HAPPY」聴きました。「あの世でもよろしく」っていう歌詞、笑っちゃった。

田原:ハハハハッ。あの世に行ってもトシちゃんと遊べるんだ、みたいなね。けっこうウケてるんですよ、それ。岩里祐穂さんという大御所の作詞家の方なんですけど、去年、僕のステージを見に来てくれて、歌って踊る現在の僕を見て、何か感じるところがあったんでしょうね。ファンの人との何とも言えない空気感、コミュニケーションを見て、それを作品にしてくれたんだと思うんです。

林:曲も80年代のダンスっぽい感じですよね。

田原:そうですね。船山基紀さんという方のアレンジなんですけど、80年代は、作詞・阿久悠、作曲・筒美京平、編曲・船山基紀というのがいちばんゴージャスな組み合わせだったんです。僕の楽曲でも、いちばんたくさんアレンジをやってくれてる先生なんですよ。なつかしい昭和の香り満載のアレンジをしてくれて、華やかになりましたね。船山マジック恐るべし!

林:還暦を前にして「やっぱり自分は歌手だ」って再認識した感じですか。俳優もしてらしたけど、ずっと主役だったから、渋い脇役なんてイヤでしょう?

田原:そうなんですよ。「主役じゃないとやんない」とか言っちゃって、「いい加減にしろ、おまえは」って言われるけど、それでも主役じゃないとやりづらい。誰かのお父さん役とかのオファーもあることはあって、百パーやらないってわけじゃないけど、ステージがいちばん好きなんで、やっぱり俺は歌手だなって思ってますね。

林:なるほどね。

田原:僕の強みはダンスも含めて楽しんでもらえることなので。今回77作目のシングルですが、いままで出した曲の8割くらいは振り付けがついてますからね。キツいんっすよ。でも、やってます。

林:ジムで鍛えてるんですか。

田原:何もやってないです。腹筋とかもやったことないの。でも(筋肉が)落ちないの。身長175でジャスト60キロ。

林:すごい! 誰かにいつも見られてるという緊張感から?

田原:それもたぶんあると思う。考えてみりゃ、家でコーヒーいれるときも、けっこう姿勢よくしてるし、こうなること(ダラッとした格好をしてみせる)って百パーない。うちでもカッコつけてますね。夜なんか自分が窓ガラスに映るじゃない。そうすると、やらなくていいのにステップ踏んでみたりとかさ(笑)。見られるのが当たり前で、感覚がマヒってる。

(構成/本誌・直木詩帆 編集協力/一木俊雄)

田原俊彦(たはら・としひこ)/1961年、神奈川県生まれ、山梨県育ち。79年、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)でデビュー。共演した近藤真彦、野村義男とともに「たのきんトリオ」と呼ばれ、人気沸騰。

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