朝日新聞デジタル (出典:朝日新聞デジタル) |
2021年7月30日 07時10分
港区みなと保健所は、新型コロナのワクチンを接種した後に感染した人が、六月中旬から五週間で百三十一人に上ったとの調査結果を発表した。同保健所は「ワクチンを打っても、すぐに安心せず、マスク着用や手指消毒の継続を」と注意を促している。
ワクチンは、二回目の接種の二週間後から最も高い効果が得られるとされるが、十分な効果が得られない一回目の後、会食などで感染するケースが多くを占めている。
同保健所は、六月十六日~七月二十一日に届け出があった感染者千四百七十八人を分析。百三十一人がワクチン接種後だった。このうち百十一人は一回目を受けて二回目は未接種だった。残る二十人は二回目を受けていたが、十五人は接種から二週間以内。五人は二週間以上たって感染した。