1 ゴン太のん太猫 ★ :2021/08/24(火) 00:27:12.00
東京都など6都府県に加えて、今月20日からは緊急事態宣言対象地域が13都府県に拡大された。宣言下でも収束が見えない第五波の特徴として、若者の感染者数が多いことが挙げられる。
最近の東京都の感染者においては、30代以下が7割にも上った。若者の感染拡大には、様々な理由があるだろうが、その1つに若者に人気のウレタンマスクを挙げる専門家がいる。
「ウレタンマスクを着用する人が多いということが、若者に感染者が多い一つの理由になっている可能性が高いです」
そう語るのは、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長の西村秀一氏である。
「昨年12月、理化学研究所のスーパーコンピューター『富岳』によるマスクの素材ごとに飛沫防止効果の違いを比較したシミュレーションが発表されました。
それによって、ウレタンマスクは、不織布マスクに比べて飛沫防止効果が極めて低いことが分かりました。」(同
ウレタンマスクはほとんど効果が無い
「不織布マスクは、5㎛(マイクロメートル)以下の粒子で除去率は99.1%です。
一方、ポリウレタンは除去率が1%以下。つまり、ウレタンマスクはほとんど効果が無いのです。
しかし、ウレタンマスクの感染防止効果が不十分であることが明らかになってからも、街中ではウレタンマスクを着用している人が珍しくありません。特に若い世代では、男女問わずウレタンマスクを着けている人が多いという印象があります」(同)
「感染拡大時のヨーロッパなどでは、公共の場や交通機関等では、一定以上の性能を持つマスクの着用が義務付けられ、
ウレタンマスクの着用は罰則付きで禁止されています。
日本では、マスクの性能について正しい呼びかけがなされておらず、それが特に若い世代での感染拡大の一因になっている可能性が高いです」(同)
デイリー新潮