わざとワクチンを「廃棄」に? 各地で起こっている「不穏な動き」の背景にあるもの 自らを「英雄視」しているかもしれない


NO.9739089
 2021/08/11 13:44
わざとワクチンを「廃棄」に? 各地で起こっている「不穏な動き」の背景にあるもの 自らを「英雄視」しているかもしれない
わざとワクチンを「廃棄」に? 各地で起こっている「不穏な動き」の背景にあるもの 自らを「英雄視」しているかもしれない
各地で起こっている「不穏な動き」国内外で積極的にワクチン接種に反対する反ワクチン関連の動きが活発になっています。

アメリカでは、コロナワクチンを打った腕に磁石がくっつくというデマがソーシャルメディアで流行し、それがワクチンにマイクロチップなどの金属が含まれている証拠だと騒がれ、ワクチン忌避を後押ししてしまう事態にまで発展しています。

いわゆる「マグネットチャレンジ」と呼ばれるもので、7月15日には、米ホワイトハウスがフェイスブックなどの大手ソーシャルメディアに対し、コロナワクチンに関する偽情報への対策強化を求めました。

ホワイトハウスのサキ報道官は、非営利団体のデジタルヘイト対策センター(CCDH)がまとめた統計を踏まえ、「SNSプラットフォーム上にある反ワクチンの偽情報の65%は約12人が生み出している」と指摘し、事の重大性にいよいよ中央政府も重い腰を上げた格好となりました(ホワイトハウス、巨大ITにコロナ偽情報対策の強化要請 「65%を12人が拡散」/2021年7月17日/CNN)。

日本でも同様のデマが以前からソーシャルメディア上で流布しているのと並行して、ここ数か月はコロナワクチン接種の妨害を意図したと疑われるきな臭い出来事が続発しています。

5月以降、兵庫県や大阪府で相次いで発生したワクチン保存用冷蔵庫のプラグが抜け、ワクチンが使用不能となり廃棄された事案がまさにそれです。

最近でも、7月18日に福岡県赤村でワクチン2160回分、7月17日に滋賀県東近江市で1494回分、7月14日に北海道室蘭市で168回分、7月11日に神奈川県相模原市で72回分が、冷蔵庫のプラグの緩みや..
【日時】2021年08月11日 08:00
【ソース】現代ビジネス