【芸能】武井壮と杉村太蔵「どこに需要あるの?」の疑問を覆す「実は凄いタレント力」


1 フォーエバー ★ :2021/09/05(日) 07:54:55.31 ID:CAP_USER9.net

 スーツ姿でタクシーに乗るコメンテーターで実業家の杉村太蔵(42才)と、全身を黒で統一した短パン姿で愛車フェラーリの爆音を鳴らして走り去るタレント武井壮(48才)。長雨が続いた8月中旬の都内の深夜、ラジオ番組で共演し終えた2人は、どちらも軽快な足取りで帰宅していった。

【写真4枚】スーツを持ってさっそうと歩く武井壮の私服姿。ふくらはぎはしっかり筋肉がついている

 新型コロナウイルス、東京五輪……社会がどの方向に揺れても、2人の需要は途切れない。ここ10年で、旬には左右されずに情報番組で引っ張りだこの2人である。

 あるテレビ局のワイドショーデスクは「2人とも、当初は完全な色モノキャラクターでした」と振り返る。

 杉村は、2005年の衆院選に自民党の候補者一般公募から比例ブロックで立候補。小泉純一郎元首相の郵政民政化の流れに乗った“小泉チルドレン”として初当選も、すぐに「早く料亭に行ってみたい」「夢だったんですよ、BMWを持つことが」などのKY発言を連発し、大バッシングを浴びた。任期終了後、2010年に参院選に出馬するも、あえなく落選した。

 しかし、バッシングをものともせぬ軽快な調子がバラエティー番組でウケて、TBS系「サンデージャポン」のレギュラーになると、「薄口政治評論家」との肩書きで、芸能界で独自のポジションを確立。

 「また、タレント業とは別に全国の講演に引っ張りだこ、さらに株投資でも大成功して、2016年時には貯蓄が数億円になったといいます。投資家・実業家として成功したことで、おバカコメンテーターから、一気に世渡り上手な成功者として見直されるようになったのです」(前出・ワイドショーデスク)

 一方の武井は、大学時代に陸上十種競技で日本陸上選手権を優勝するスポーツマンも、プロ野球選手やプロゴルファーへの挑戦がことごとく失敗。根無し草な生活だった2006年に、西麻布のスポーツバーで犬用ガムをかんで顎を鍛えていたところを、ミュージシャンのピエール瀧におもしろがられて、衛星放送の番組に引っ張り出されてタレントデビュー。

 2012年には、その衛星番組MCの森山直太朗からの紹介で、「SMAPスペシャル うもれびと~中居が新スター発掘するぞSP~」という素人発掘番組に、“百獣の王を目指す男”として出演。運動神経自慢をする奇妙なタレントとして、一発屋芸人風にもてはやされた。

 「ところが、武井さんが意外とマジメな討論ができる人物だと気づかれると、あっという間にご意見番的役回りとして、情報番組のコメンテーターに。鍛え上げた体を見せながらの熱い正論は、説得力が強いのです」(前出・ワイドショーデスク)

 その発信力や情熱、奇抜な発想力を買われて、今や、日本フェンシング協会の会長にも就任。SNSでの発言は、常にネットニュースになるほどのインフルエンサーでもある。

出自も性格も異なる2人だが、実は共通点があるようだ。

 「お2人共、テレビ番組のために自分の立ち位置を理解して、しっかりと準備をしてこられる。理論も持っていて生放送にも強い。たまの失言も、いちキャラクターとして嫌われない。スキマタレントといえばそうですが、他にいないキャラを確立されていて、“あと一人、誰にする?”と困った時にキャスティングされやすい稀有なタレントさんなんです。重宝されるわけです」(前出・ワイドショーデスク)

 スキャンダルにだけ気をつければ、今のところ死角は見当たらないか。

2021年9月5日 7時5分 NEWSポストセブン
https://news.livedoor.com/article/detail/20816045/