大阪・兵庫・京都の3府県が「緊急事態宣言」を出すよう国に要請することを決めました。
今後、緊急事態宣言が発令されれば、時短要請の対象に入る可能性が高い大阪府摂津市の焼肉店では…。
【焼肉蔵・九鬼淳店長】
「郊外店の僕らのこういったお店になると、今まで7時台に来ていただいていたお客さんが来られなくなるというのは簡単に想像がつくことで」
「人件費かさむばっかりで赤字まっしぐらですね」
アルバイト店員の多くは学生のため、平日の昼の営業はできません。
さらに、これまでも新年会の予約はなく、少人数で短時間の飲食をする客がほとんどですでに売り上げは激減しています。
【焼肉蔵・九鬼淳店長】
「うちみたいな田舎町だったら、もう地元の人しか来ないんで、悔しいですよね」
「従うかいっそ閉めてしまうかっていうのは今後考えていきたいと思います」
東京商工リサーチが12月発表した調査によると、10月に改善の兆しがあった企業の売り上げは感染拡大の第3波で再び悪化。
「飲食店」で廃業を検討している店が3割を超えました。
大阪・天王寺区にある飲食店では8日、苦しい現状の打開策が話し合われました。
【種よし・田島英治オーナー】
「いろいろ案を出してもらって何しろ乗り越えなきゃしょうがないし」
【女将】
「最低の悪いことが起きたとしてもあなたたち(従業員)を養うことは養う。ほんの2割ぐらい給料をカットされることはあるかもしれないけれど、なるべくそうしないようにがんばる」
感染が拡大する前は夜に賑わう立ち飲み居酒屋でしたが、12月、午後9時までの時短営業の要請を受けて営業時間を前倒しし、午後1時から昼飲みの営業を始めました。
それでも…
――Q:お昼のお客さんは?
【種よし・田島英治オーナー】
「そうですね、お昼から5時までサービス時間中で5人から7人ぐらいですね」
「努力してもなかなか結果がついてきてくれないけどそれでもサービス業ですからね致し方ないです」
昼飲みのお客さんは数人程度。
しかも料金は格安設定のため、去年の同じ時期に約20万円だった1日の売上は、7日の時点で約3万円になりました。
緊急事態宣言が発令されればさらに下がる事も予想されます。
【女将】
「とにかくこれを乗りきろう」
「明るく明るく!必ずコロナに勝つ!勝つ!」
【種よし・田島英治オーナー】
「お前には負けるわ(笑)」
https://news.yahoo.co.jp/articles/78112ed754282430d5adbff14354242936422716
1/8(金) 18:00配信
【緊急事態宣言倒産】飲食店の『3割超』が”廃業検討
1 砂漠のマスカレード ★ :2021/01/10(日) 08:07:15.86