元「ラーメンズ」の小林賢太郎氏(48)が過去にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を揶揄するネタを披露していたことを理由に、東京オリンピック開閉会式のショーディレクター職を解任。その影響をモロに食らっているのが「ラーメンズ」時代の相方の片桐仁(47)だ。片桐は7月24日深夜、TBSラジオ「エレ片のケツビ!」に出演し、同件について改めて謝罪した。
小林氏は開会式前日の22日に電撃解任されたが、その際、片桐は所属事務所を通じて謝罪コメントを発表。さらに同番組の冒頭で「報道にあった通り、過去のラーメンズの極めて不適切なセリフにより、多くの方々に不快な思いをさせてしまい深くお詫び申し上げます」と語った。
「この件が騒動になるまでは片桐はCM5本とテレビ・ラジオのレギュラー4本を抱えていた。しかし、すでにCMキャラクターを務める乳製品『明治プロビオヨーグルトLG21』の公式サイトの一部のページや動画の閲覧、再生ができなくなってしまった。CMは全て降板になるでしょう」(広告代理店関係者)
すでに国際問題にまで発展してしまっただけに、片桐の今後の活動への影響も懸念される。
「嵐の松本潤主演でTBS系で放送されたドラマ『99.9 ―刑事専門弁護士―』の映画版が年内に公開され、ドラマ版からレギュラーを務めていた片桐の出演が発表されたばかり。しかし、映画の出資先が黙っているとは思えず、出演シーンの大幅減、もしくは降板もありえます」(映画ライター)
すでにコンビは解散しているとはいえ、過去からのブーメランが直撃だ。
日刊ゲンダイ
小林賢太郎
【中山泰秀防衛副大臣】小林氏の発言をユダヤ人権団体に“通報”…防衛副大臣の行動に疑問続出
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、 ・ 組織委員会は開閉会式の を務める元 氏(48)を解任したと発表。小林氏は、 時代の で「 大量虐殺ごっこ」と発言した動画が 上で拡散し、批判が集まっていた。
突然の解任劇に大きな影響を与えたとされているのが、
の 人権団体「 ・ウィーゼンタール・ 」(以下SWC)だ。21日、SWCは小林氏の発言に対して「どんな人にもといった非難声明を発表。 の大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が に関わることは 人の の記憶を侮辱している」
また
などによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任の経緯について会見で、22日未明から人権団体の抗議などの情報が入り、協議し始めたことを発表。さらに「これは外交上の問題もあると思っている。早急に対応しないといけないと、解任の運びとなった」と語っていた。実はSWCに、小林氏の問題となった発言を“通報”したとみられる人物がいるという。 の中山泰秀防衛副大臣(50)だ。
事の発端は22日《早速と投稿。そして午前3時過ぎに、同団体から得たという ウィーゼンタール と連絡を取り合い、お話をしました》 を掲載していた。
過ぎ、 上で が中山氏に小林氏の の報告。するとこれを受ける形で午前2時過ぎ、すぐさま中山氏が「と否定した上で「情報の共有を図っていかなければいけない問題だったと思う」と述べたという。 」
によると、解任発表後の で、橋本会長は「関係者からの指摘を受けて、早朝に確認した。すぐに協議するように指示したが、それまでは申し訳ないが全く情報が取れていなかった」と発言。「中山氏からの指摘か」と問われると、五輪運営の最前線である組織委より前に、海外の人権団体に直接報告したとみられる中山副大臣。彼の行動には、疑問の声が集まっている。
《なぜ中山氏は防衛副大臣という国の要職にありながら、国を飛び越えて
《与党の副大臣が海外の団体に通報ってどういう事だろ?》
《日本政府高官としての振る舞いですか。政府すっ飛ばして進めるって なんでしょうか。》
《こんなのが防衛副大臣とか怖すぎ。》
中山副大臣は今年5月にも、
上に日本政府が中立の立場を示していた と の攻撃の応酬に関して「私達の心は と共にあります」などと記した内容を投稿し、物議を醸していた。【東京五輪】開会式ディレクターの元ラーメンズ小林賢太郎「ユダヤ人大量惨殺」をネタにしていた
いよいよ7月23日に開会式が行われる東京オリンピック。
開幕直前の同19日、開会式と閉会式の音楽を担当する予定だったミュージシャン・小山田圭吾が過去の「いじめ告白記事問題」により作曲メンバーを辞任する事態に。
さらには同21日、今大会の文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」の「MAZEKOZEアイランドツアー」に参加していた絵本作家・のぶみ氏が過去の不適切言動などを指摘され、自発的に辞退を表明するに至った。
■劇作家・小林賢太郎にも「不謹慎すぎるネタ」の指摘
コロナ禍での東京五輪開幕を控え、前代未聞のドタバタが続くなか、
オリンピック開会式・閉会式のショーディレクターとして起用されている劇作家・小林賢太郎にも過去の「不謹慎すぎるネタ」の指摘が――
彼が芸能活動を本格化させたのは25年前のこと。
小林について「1996年に多摩美術大学版画科の同級生だった片桐仁とともにコントユニット「ラーメンズ」を結成。
テレビ露出は決して多くなかったものの完成度の高いシュールなコントでカルト的な人気を博しました」と語るのはお笑い関係者。
■「現在では絶対にできないような不謹慎なネタも」
続けて同関係者は「いまよりもコンプライアンスが軽視されていた時代背景もあり、ラーメンズのネタには現在の常識では絶対にできないような不謹慎なものもあった。
その最たるネタが『できるかな』なんです」と明かす。
1998年5月、日本コロムビアから発売されたVHS「ネタde笑辞典ライブ Vol.4」に収録されているラーメンズの同コント。
NHKの教育番組「できるかな」のパロディとして小林が「ノッポさん」に、「ゴン太くん」に片桐が扮した9分程度のネタとなっている。
ネタの中盤、「新企画を考案する」という会話の流れで、ノッポさん風の小林が以下の提案を語り出す。
「トダさんがさ、ほらプロデューサーの。『作って楽しいものも良いけど、遊んで学べるものも作れ』っていっただろ。
そこで考えたんだけど野球やろうと思うんだ。いままでだったらね、『新聞紙を丸めたバット』。ところが今回はここにバットっていう字を書くんだ。
いままでだったら『ただ丸めた紙の球』。ここに球っていう字を書くの。そしてスタンドを埋め尽くす観衆。
これは人の形に切った紙とかで良いと思うんだけど、ここに人って字を書くんだ。つまり文字で構成された野球場を作るっていうのはどうだろう」
■「ああ!あの『ユダヤ人大量惨殺ごっこ』やろうって言った時のな」
この提案にゴン太くん風の片桐が「いいんじゃない。ちょっとやってみよっか。『ちょうどこういう人の形に切った紙』がいっぱいあるから」と指で両手の人間の形を示して応じる。
そして、小林が「ちょうどこういう人の形に切った紙」について思い出したように「ああ、あの『ユダヤ人大量惨殺ごっこ』やろうって言った時のな」と呟くのだ。
「言うまでもなく、この小林のセリフは『大量の“人間の形に切った紙”』から『ナチスドイツが行ったホロコーストによる無数の死者』を連想させる言葉です。
当然ながらギャグとしての一言なのですが『ユダヤ人大量惨殺ごっこ』という“ホロコーストいじり”の造語は極めて不謹慎。
国際的には小山田の『いじめ告白記事問題』と同等かそれ以上の拒絶反応を生みうるネタです」(同関係者)
この指摘を、小林と組織委員会はどう受け止めるか――
(竹下恭一)
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★1が立った時間:2021/07/21(水) 23:33:41:40
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