東京都が小中高生81万人を五輪観戦に動員する計画、なお観戦拒否すると欠席扱いになる模様


NO.9484956 2021/05/16 22:22
東京都が小中高生81万人を五輪観戦に動員する計画、なお観戦拒否すると欠席扱いになる模様
東京都が小中高生81万人を五輪観戦に動員する計画、なお観戦拒否すると欠席扱いになる模様
 コロナ感染拡大と医療崩壊が進むなか、いまだ開催を強行する姿勢を崩さない菅政権と東京都。しかも、リテラ が4月末の記事で伝えたように、無観客どころか、都内の幼稚園児や小・中・高校生など約81万人を東京五輪の観戦に動員する計画がある。

 東京都が都内の各学校に東京オリパラの「観戦の日程案」を送付したのだが、そこには「競技場への移動は電車やバスなど公共交通機関を使え」といった指示がある一方、感染対策はゼロ。しかも、観戦を拒否した場合は、「都立学校においては、学校連携観戦当日が授業日である場合は、欠席扱い」という記述まであった。

 リテラの記事が2万以上リツイートされるなど、この問題はネットで大きな反響を呼び、「学徒動員か」というツッコミの声も多数上がった。東京都にも相当な抗議が寄せられたといわれている。

ところが、それでも、東京都は「学校連携観戦」と呼ばれるこの81万人学徒動員計画を中止するつもりはないらしい。いや、それどころか、実施に向けて本格準備を開始していた。

 学徒動員計画の存在をスクープした「しんぶん赤旗 日曜版」5月16日号が続報という形で、東京都がつい最近、この時期としてはありえない大勢の教師を五輪会場に集め、計画のための“集団下見”を実施していたことを報じたのだ。


 東京都教育庁は4月21 日付で、各学校に「学校連携観戦会場における実地踏査」と称した通達を出し、「教員が幼児・児童・生徒を安全に引率するため、会場視察を行い、引率時の安全対策や留意点等を確認する」現地調査への参加を呼びかけた。

 そして、この実地踏査=..

【日時】2021年05月16日 07:41
【ソース】LITERA