「おぼん・こぼん」のこぼん(左)(右はおぼん)

【芸能】「おぼん・こぼん」こぼん、難病で5~10年の余命宣告を受けていた 約3年前から闘病


1 湛然 ★ :2022/03/25(金) 05:00:47.18

「おぼん・こぼん」こぼん、難病で5~10年の余命宣告を受けていた 約3年前から闘病
2022年3月25日 4時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20220324-OHT1T51277.html?page=1


 TBS系「水曜日のダウンタウン」(水曜・後10時)の企画で不仲から和解に転じ、再ブレークしたベテランお笑いコンビ「おぼん・こぼん」のこぼん(73)が、約3年前より、国の難病にも指定されている「全身性アミロイドーシス」と闘い、5~10年の余命宣告を受けていたことが24日、分かった。

 約5年前に前立腺、肺と2つのがんの手術を受け、落ち着いた病状を指す「寛解」にあるこぼん。関係者によると、その後、新たに息切れやどうきが始まり、体調の悪い日が続いたという。最初の診断は心筋症だった。

 しかし、症状は改善せず、都内の大学病院で精密検査したところ「全身性アミロイドーシス」という難病と判明。医師からは「余命は5年から10年」と宣告されたという。発症率は100万人に1人。有名人ではプロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木(79)が同病で闘病している。

 コンビ結成から57年。相方おぼんと和解し、再出発した。しかし、実は人知れず重い病との闘いがあった。さらに進行した場合はペースメーカーを入れなければならないという。「突然、心臓が止まるかも」という恐怖を抱える。現在は投薬の効果で、自覚症状がほとんどない中で生活を送る。毎日8000歩のウォーキングで体力維持にも努める。難病でも元気な姿を見せられれば、との思いから心境が変化したようだ。

 おぼんも、病気のことを把握。「仲直りできたのだから、このままずっと2人で舞台に立ち続けたい」と話しているという。なお29日に出版される2人の半生がつづられた新刊「東京漫才」(飛鳥新社)にも病気の記述がある。30日に都内で出版記念イベントを行う予定になっており、本人の口から何らかの説明がなされるとみられる。

 ◆おぼん・こぼん 大阪福島商業高(現履正社高)の同級生でともに73歳。1965年、コンビ結成して上京。1980年、日テレ「お笑いスター誕生!」で10週勝ち抜き、グランプリに輝く。正統派の漫才コンビだがタップダンスなど特技を取り入れたことでも話題に。(※中略)

 ◆アミロイドーシス 「アミロイド」という線維状のタンパク質がさまざまな臓器に蓄積、沈着して機能障害を起こす病気の総称。複数の臓器に症状が出るものを「全身性アミロイドーシス」、ひとつの臓器に出る「限局性アミロイドーシス」に分けられる。近年、根治的な治療法に進歩が見られるが、早期発見が大事で進行が早い場合は数年で命にかかわることもある。

(おわり)