園児ら10メートルも飛ばされ...横断中の4人はね2人重体 64歳男「居眠りしていた」 岡山
園児ら10メートルも飛ばされ...横断中の4人はね2人重体 64歳男「居眠りしていた」 岡山
背中を丸め、うつむきながら歩く男。

4日、横断歩道を渡っていた幼稚園児と保護者の4人を車ではねて逮捕された、岡山県の会社役員・林田覚容疑者(64)。

5日、検察に身柄を送られた。

4歳の女の子ともう1人の園児の母親(46)は、依然、意識不明の重体で、予断を許さない状態が続いている。

事故から一夜が明け、当時の状況が次々と明らかに。

林田容疑者は「居眠りをしていた」と供述。

さらに、車にはねられた園児と保護者は、衝撃で、およそ10メートルも飛ばされていたことがわかった。


岡山・総社市の国道で4日、登園中の幼稚園児と保護者、あわせて4人が乗用車にはねられ、2人が重体となっている事故。

過失運転致傷で現行犯逮捕された、岡山・新見市の会社役員・林田覚容疑者は5日、検察に身柄を送られた。

信号無視をして交差点に進入した林田容疑者は、事故当時、居眠り運転をしていたことが新たにわかった。

さらに、事故直後の状況についても、わかったことがある。

車にはねられた園児と保護者は、横断歩道からおよそ10メートルも離れた場所に倒れていた。

追突された衝撃で、はね飛ばされたとみられている。


林田容疑者の車も、その衝撃を物語るように、前方のボンネットが、大きくひしゃげているのがわかる。

この事故を受け、5日朝、総社市では事故現場付近の交差点など、通学路や通園路22カ所で、子どもたちの安全を見守った。

市は、11月終わりまでは、交通事故撲滅強化月間として、子どもたちを見守ることにしている。

【日時】2021年11月05日 16:11
【ソース】FNN
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