(出典 www.asahicom.jp)


【現代ビジネス】河野太郎が思わず漏らした…ワクチン争奪戦「敗戦濃厚」で日本が世界から締め出される!61の国と地域が接種を開始


1 孤高の旅人 ★ :2021/02/09(火) 13:11:51.03

河野太郎が思わず漏らした…ワクチン争奪戦「敗戦濃厚」で日本が世界から締め出される!
2/9(火) 7:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/535fbb9e82f755fb9a498a4ed31fe6e294a404d4

ワクチン後進国に転落した

 日本は世界から大きく取り残されるのだろうか。

 新型コロナウイルス・ワクチンの接種担当である河野太郎・行政改革担当大臣は2月2日の記者会見で、「供給スケジュールに影響が出ている」と述べ、米製薬大手ファイザーのワクチン確保に暗雲が立ち込めているという事実を明らかにした。EUが域内で製造しているワクチンに輸出規制を導入したためだ。

 世界ではすでに、日本以外のG7(主要7カ国)はもちろん、61の国と地域がワクチンの接種を開始した。日本の出遅れは明らかだ。

 振り返れば、歴史的なワクチン行政の体たらくで、日本は「ワクチン後進国」に転落新型コロナで日の丸ワクチンの早期開発に失敗した。次いで外国製ワクチン争奪戦の緒戦に敗れ、ワクチン接種の早期開始ができなかった。

 さらに今、河野大臣は、EUのようなワクチン・ナショナリズムの台頭によって、日本政府のワクチン接種計画の縮小や遅延が懸念される事態に直面したことを示唆したのである。

 ワクチン接種はコロナ危機克服の切り札とされている。後れを取れば、集団免疫の確立で後れをとり、世界的に交流再開の機運が生まれた時に、日本が締め出される懸念がある。

 なぜ、これほど深刻な事態に陥ったのか。現状と原因、対策を考えてみたい。

歴史的な経験を踏まえて
 そもそもワクチンとは何なのか。

 起源は、2000年前後も昔の中国やインドで行われていた天然痘の予防策「人痘接種」に遡るとされている。人痘接種は、健康な人の皮膚を傷つけて、すりつぶした天然痘患者のかさぶたの一部を擦り込むなどして、健康な人を意図的に感染させて体内に抗体を作り免疫を獲得させるというものだ。

 死者も出たし、感染が広がることもある乱暴な方法だったが、ヨーロッパを含めて世界各地に広がっていったという。


 その後、1796年に画期的な発見があった。英国人医師エドワード・ジェンナーが弱毒化した牛痘ウイルス株の接種によって天然痘を予防できることを証明したのだ。牛痘は当時、主に牛から人に感染していた軽度の感染症だった。

 その数十年後、牛痘法は改良され、人痘接種の代わりとして普及した。約200年後の1980年、世界保健機関(WHO)が根絶を宣言、人類は天然痘を克服した。

 ジェンナーの発明は、天然痘にとどまらず、インフルエンザ、はしか、ポリオ、狂犬病、破傷風、腸チフス、黄熱病、子宮頸がんなど、さまざまな感染症の蔓延を防ぐ、今日のワクチン接種に繋がった。

 感染してから治療するより、ワクチンで蔓延を防ぐ方が個人の身体と財布にやさしいし、社会的コストも小さいというのが、多くの国で半ば常識となっている。

 こうした歴史的な経験を踏まえて、諸外国はワクチン接種にしのぎを削っている。これまでに開発された新型コロナワクチンの効果の持続性や変異株への有効性などは十分に解明されたと言い切れないものの、差し迫ったパンデミックへの対応を優先しているのである。

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