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二丁目ママ役で妻・榊原郁恵から助言を受けた渡辺徹 (C)ORICON NewS inc.
俳優の渡辺徹が6日、東京・よみうり大手町ホールで上演される舞台『今度は愛妻家』公開ゲネプロ前取材会に出席した。今作で主人公たちの家に入り浸る新宿二丁目ゲイバーのママを演じた渡辺はどこかほっそりとした印象に。「最盛期が130キロ。役作りで」とキャスト一同を驚かせ「そこから今73キロくらい。すべては妻(榊原郁恵)のおかげでございます」と感謝した。
【全身ショット】57キロ減!”二丁目ママ”姿で登場した渡辺徹
同作は日常によくいるダメ男、ダメ女たちが織りなすカラッと笑えてホロッと泣けるストレートプレイ。2010年に公開された映画版では行定勲監督、豊川悦司と薬師丸ひろ子が夫婦役を演じ、舞台としては8年ぶりの上演となる。この日は主演のA.B.C-Z戸塚祥太、三倉佳奈、黒沢ともよ、関西ジャニーズJr./AmBitiousの浦陸斗も参加した。
現役アイドルの戸塚、そしてフレッシュな浦に向け「元トップアイドルからアドバイスなんですけど、決して太らないように」と笑いを誘った渡辺。ほっそりとした印象を報道陣から指摘されると「今頃ですか?少しでなく、ピークから比べるとずいぶん。まぁ役者*ですから、これまでも役によって太ったり、太ったり、太ったりしてました…」と笑わせた。
また、バッチリメイクした女装の仕上がりについて「プロのメイクさんに作っていただいて。鏡を見ると理想のタイプだな、と」とジョークを交えつつ「稽古に入ってから口調がおかしくなって…。でも、どっぷり気分に使ってやりたい。うちに帰っても『ちょっとそれとってよ~』の語尾が伸びたり。元々才能があったのかな?」と、したり顔を浮かべた。
妻・榊原の反応を聞かれると「テストメイクの写真を見せた時は『うーん』って言っていたんだけど、すぐに目元のメイクの落とし方をレクチャーしてもらって。『これ持ってけばいいじゃない』と。ここは、こすっちゃいけないとか、まず押さえてとるとか。女性は普段から大変なことやってるな、と。女房はよく手際よく作り上げているな」と感心しきりだった。