(出典 saipo.net)

【埼玉県】 シート広げ飲食する花見グループも・・・大宮公園で警備員困惑 「注意しても宴会やめない客も」

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緊急事態宣言解除後初の週末を迎えた27日は桜の見頃に重なり、埼玉県内の名所には多くの花見客が訪れた。

宴会自粛や通行規制など新型コロナウイルス感染防止のルールを守りながら楽しみ、約2カ月半の自粛生活からの解放を実感。
ただ、宣言解除による感染者の増加が懸念されており、喜びと不安の入り交じった春本番となった。


さいたま市大宮区の県営大宮公園には、満開の桜をめでようと多くの花見客が訪れた。
園内は密集を避けるため一方通行にし、看板を立てて飲食を伴う宴会の自粛を呼び掛けた。


毎年来園するという同市北区の会社員宮崎裕史さん(44)は宣言の解除を受けて、妻と8歳の娘の3人で今年初めての花見を満喫した。
「宣言中は我慢していたけれど、桜は例年と同じようにきれい」と立ったまま辺りを見渡した。

仕事仲間ら15人で来ていた大宮区の英国人女性(26)は、密を避けるため腰を下ろさず、
マスクを着けて「スタンディングパーティー」形式で楽しんだ。「1年ぐらい直接会えなかった友人と久しぶりに再会できた。
花見は大事だし、宣言が解除されたことでリラックスできる」


娘と2人でベンチに座って桜を観賞した吉川市の主婦(50)も「(緊急事態宣言下では)どこにも出掛けず自粛していたので、
今日はとてもリフレッシュできた」
と満足そうに語った。

多くの人が通行規制に従って歩きながら花見を楽しんだ一方、シートを広げて飲食するグループも。

10人体制で園内を見回った警備員男性は「先週は天気が悪かったこともあり、今日は今年一番の人出。
シートを広げての飲食自粛はあくまでお願いなので、中には注意しても宴会をやめてくれない客もいる」
と困惑した様子だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6982ba2bd6215ef80f240813680b7730b2be6e0f