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玉川徹氏がコロナ自宅療養に疑問の声「なぜ体育館で療養できるようにしないのか」
新型コロナウイルスの東京の新規感染者数は15日までに5日連続4000人超、重症者数も過去最多の251人となるなか、このお盆休みの人流抑制は効いていない。
東京都の小池百合子都知事が「最大級、災害級の危機。お盆休みの帰省や旅行については延期や中止などを考えてくださいではなく、今年はもう諦めていただきたい」と呼びかけたが、都道府県をまたいだ移動が相次いだ。
「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演した同局社員のコメンテーター・玉川徹氏は
「行政は何をやっているのか。災害級の危機とおっしゃる割には災害級の対応をやっているのか。自宅療養という言葉もおかしいと思う。自宅にいたら療養は受けられない。
在宅診療をされている方が必死に走り回っていますが、自宅に2万人以上がいて、全員をカバーできるほど、在宅診療ができているわけではないのが現実」と説明。
経済の専門家は『死者数は他の国と比べてそんなに多くない』という人がいるが、医療を受けられないで自宅で亡くなる人がいるということはとても受け入れられない」と指摘した。
さらに「我々有権者は自宅療養数が積み上がっている状況は受け入れられない、行政は対応をやってくれという権利を持っているのだから、言っていかないといけない。
同時に起きている水害では災害対応として、体育館などに避難所を作って避難できるようにする。同じように自宅で療養ができないのだから、行政は体育館などで療養できるようにしなくてはいけない。なぜそれをやらないのか、強く言いたい」と政府、東京都などに厳しい目を向けた。
菅義偉首相は13日「自宅療養者が酸素投与が必要になった場合、酸素ステーションを設置して対処する体制を自治体と連携し、構築するよう関係大臣に指示した」としている。場所は体育館などを想定し、準備が整った自治体から開始するとしている。