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【音楽】藤井風の全方位の凄さ 規格外の才能がいよいよメインストリームへ Honda「VEZEL」CMソングでも脚光


1 湛然 ★ :2021/06/08(火) 23:04:36.33 ID:CAP_USER9.net

Honda「VEZEL」CMソングでも脚光、藤井風の全方位の凄さ 規格外の才能がいよいよメインストリームへ
6/7(月) 12:03 リアルサウンド
https://news.yahoo.co.jp/articles/58bfd15a8e3dc50f40c7e5a43e7fca8a7cd71d65?page=1

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「もう全方位的にあらゆる意味で、神からのギフトが与えられまくっていて、俺すごく絶望するんですよ(笑)。まず、当たり前のように曲が素晴らしい、歌がめちゃくちゃ素晴らしい、それでピアノが話題沸騰になった人だから技術も超絶技巧で。で、顔がめちゃくちゃかっこいい……!」

「好きすぎて会いたくないし、会ったら絶望しそうで。フェスとかで一緒になるんですけど、会いたくないわ~」

 1年前にCreepy NutsのDJ松永がTBSラジオ『ACTION』にてこんなふうに語っていたが(※1)、同業者ならずとも同じことを感じている人は2021年6月現在さらに増えているのではないだろうか。「全方位」の凄さ、能力値のレーダーチャートを作ったら全ての項目が枠外に振り切れている感じにまず嫉妬し、絶望し、そして最終的に感服する。藤井風という存在の周りには、「ぐうの音が出ないくらい凄くて思わず笑ってしまう」というような空気が常に漂っている。

 前述のDJ松永が触れていた際には「早耳の音楽ファンの間で話題」といった立ち位置だった藤井風だが、その規格外の才能がいよいよメインストリームに染み出してきそうなのが今のタイミングである。Spotifyでの「Early Noise」への選出や『関ジャム 完全燃SHOW』の恒例企画である年間ベスト楽曲ランキングにおいて選者3人全て(いしわたり淳治、蔦谷好位置、川谷絵音)がその楽曲をベスト10圏内にピックアップするなどアーリーアダプターの評価を十分に獲得した2020年を経て、先日リリースされた「きらり」はHonda「VEZEL」のCMソングにて使用されている。Suchmos「STAY TUNE」がこのブランドのCMを経て大きく飛躍していったことを考えると、藤井風にも同様の展開が待っていることを期待せざるを得ない。

(※中略)

◆藤井風、日本語で歌われるポップスの質を何段階も高める存在に

 藤井風の音楽についてはYaffleとの共同作業によるサウンドメイクの斬新さなどいくつかの論点が考えられるが、特に注目したいのがメロディに対する言葉の当て方である。前述した「黒人音楽と歌謡性の融合を感じさせる歌いまわし」というのは、「日本語の響きやそこに含まれる意味としてのニュアンスを損なうことなくメロディを流麗に聴かせる」ことに他ならない。それを自然にやりこなすことがすなわち「歌唱力がある」ということになるわけだが、藤井風は楽曲の設計段階からそれを実現するための組み立てを行っているように思える。

 たとえば「きらり」における〈きらり〉〈さらり〉〈ほろり〉〈ゆらり〉の使い方は、日本語の持つ美しさを体現する擬態語がダンスビートとともに彼の歌声で放たれることで曲の情景が一気に広がることを計算しつくした構造になっている。また、『HELP EVER HURT NEVER』のラスト曲「帰ろう」のサビ頭に配された〈ああ〉は手前の〈忘れないから〉〈分からないまま〉の〈から〉〈まま〉と母音をそろえて滑らかさを出しつつ、その裏では開放感のある展開をセットすることでサビにおける大胆な場面転換をより効果的に演出している。

 短い言葉を「音」として捉えてメロディと組み合わせつつ、そこにリリカルな意味合いまで持たせる。「西洋のメロディに日本語をいかに乗せるか」というのは日本のポップミュージックにおいて長年課せられてきた問いであり、最近で言えばOfficial髭男dism「Pretender」の〈痛いや いやでも 甘いな いやいや〉の流れがそれに対する1つの模範解答だったように思えるが、藤井風もその観点において日本語で歌われるポップスの質を何段階も高める存在として今後名を連ねていくことは間違いないだろう。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

レジー

藤井 風 - "きらり" Official Video

(出典 Youtube)