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河野太郎氏、菅首相のファイザー社直談判で「9月末までにワクチン接種完了できるペースで供給…実質的に合意」
報知新聞社 2021/04/18 08:22
河野太郎行政改革担当相が18日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)にスタジオ生出演した。
番組では、菅義偉首相が訪問先の米国ワシントンで、ファイザー社のブーラCEO(最高経営責任者)と電話会談し、新型コロナウイルスワクチンの日本への追加供給を要請したことを報じた。
菅首相は、ブーラCEOに対し、ファイザー社製のワクチンを引き続き、日本に安定的に供給するよう求めるとともに、日本の全ての対象者に対するワクチンを9月までに確実に供給するよう、さらなる追加供給を要請した。
これに対し、ブーラCEOは、追加供給などに向けた協議を迅速に進め、新型コロナウイルスの克服に向けて日本政府と連携したいと述べた。
スタジオで河野氏は、今回の電話会談で「具体的に何が決まったか」を聞かれ「今、6月末までに高齢者が2回接種できる分の供給をファイザー社から受けることは決まっています」とした上で「今度は、9月末までに日本が入手できるすべてのワクチンで今の接種対象者にワクチンの接種が完了できる、そういうペースでワクチンの供給をしてもらう。それに足りる分だけファイザー社にも追加で供給をお願いして、総理とCEOの間で実質的に合意がなされた」と述べた。
さらに「あとは細かい9月の間までのスケジュールの調整はやりますけど、実質的にそういうふうになった」と明かしていた。
また、追加供給を要請した接種対象者を全人口の1億2600万人なのか16歳以上の1億984万人なのかを聞かれ「現時点で16歳以上で接種をしていただくことになっておりますので、16歳以上はカバーできると思っていただいていいと思います」と述べた。さらに「回数については対外的に申し上げられないんですけど、9月末までに対象者分のワクチンを日本国内に供給することができる、そういう状況にしたということです」と明かしていた。