「人生最高レストラン」でのやりとりは、以下の通りだ。
加藤:今、たけしさんが漫才をやるとしたら、この芸人とやってみたいっていう人いますか?
たけし:サンドウィッチマンのどっちなんだ? ツッコミのほう。
加藤:伊達君ですか。
たけし:伊達がボケて、オレがツッコむか。そういうのやってみたいね。
加藤:えーっ!
たけし:サンドウィッチマンのボケとツッコミは、関東の漫才だったら完成形かもわかんないね。あれとナイツと、自分が若い頃目指したのは、あれだったなって感じがある。今度売れるやつは、あれをぶち破るようにやってんだろね。
■早くから認めていたサンド
加藤が驚いたのも無理はない。たけしが若手の芸人を褒めることはままある。特に漫才に関しては、自分たちのツービートよりも技術的にずっと上、などと評価することが多かった。だが、これまで、具体的な実名を挙げて絶賛することはほとんどなかったからだ。民放プロデューサーは言う。
「たけしさんはサンドに関してはかなり以前から認めていました。09年には東スポの『ビートたけしのエンターテインメント賞』で日本芸能大賞を授賞していますし、彼らの漫才について『マネしようと思ってもできない』と語ったこともある。今回、たけしさ..
【ソース】デイリー新潮