「呪われた東京五輪」が海外でも話題 豪の公共放送がスタジアム建設問題や買収疑惑、巨額経費など特集


NO.9579442 2021/06/20 20:08
「呪われた東京五輪」が海外でも話題 豪の公共放送がスタジアム建設問題や買収疑惑、巨額経費など特集
「呪われた東京五輪」が海外でも話題 豪の公共放送がスタジアム建設問題や買収疑惑、巨額経費など特集
やはり東京五輪は〝呪われている〟と見えるようだ。オーストラリアの公共放送「ABC」は17日、「日本の悪夢五輪」と次から次へと不祥事や困難に襲われる東京五輪について、映像形式で特集した。

映像は「この人を覚えていますか? 」というナレーションとともに、2016年リオデジャネイロ五輪閉会式に「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに扮して登場した安倍晋三前首相のニッコリ笑顔からスタートする。「スムーズに受け渡しが始まったはずが…、まったくスムーズにはいきません」と急展開。

2度目の五輪でメインスタジアムを新たに作る道を選んだものの、当初選ばれたザハ・ハディド氏による案は費用の高騰が批判を浴びおじゃんに。さらに五輪招致にまつわる買収疑惑で日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長が退任、エンブレムは盗作疑惑で却下。開催時期にも恵まれず、夏の暑さでマラソンは北海道に。


さらに新型コロナウイルス感染拡大で延期。経費は当初約70億ドル(約7700億円)だったのが約350億ドル(約3兆8000万円)に膨れあがり、国民からの反対も…、とこれでもかこれでもかと災難続きの東京を、女性ナレーターの節回しと映像でコンパクトにまとめている。

日本でも「呪われた五輪」として認知されてしまった東京五輪。海外でもしかり、のようだ。

【日時】2021年06月18日 12:52
【ソース】東スポWeb