【コロナ】治療終えても“後遺症”「一生続く可能性」


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治療終えても“後遺症”「一生続く可能性」
治療終えても“後遺症”「一生続く可能性」
新型コロナウイルスに感染し、治療を終えた後も、後遺症に苦しむ人たちがいます。「コロナ後遺症外来」がある都内のクリニックの医師は、後遺症について「一生そういう症状が続く可能性もある」と言います。

都内にあるクリニックの、「コロナ後遺症外来」には、1日30人ほどが受診するといいます。11日、診察に訪れたのは、先月末に友人とキャンプに行き、感染したという20代の女性です。

医師

「あー(鼻の中)結構腫れてるね」

女性(20代)

「外からにおいは、ちょっとずつ回復してきたけど、食べるときに風味がだいぶ損なわれてて」

医師

「だるさとかもある?」

女性(20代)

「ちょっと動いたらだるさ出てきて」

倦怠感と、嗅覚障害の後遺症に苦しんでいるといいます。

コロナ後遺症に悩む女性(20代)

「自分の周りの人も何人かコロナにかかっていて、普通にそのまま戻ってという人が多かったので、私自身が後遺症で苦しむというのは考えていなかった。(行動を)本当に反省しなきゃなと」

先月感染して以降、味覚も嗅覚もほとんど感じないという50代女性は─。

医師

「だいぶにおいの神経弱ってるね。完全に良くなるのは、半年とか1年かかりそう」

女性(50代)

「えーショック」

目白もちづき耳鼻咽喉科・望月優一郎院長

「コロナに一度かかって後遺症になってしまうと、なかなか治りづらいし、もしかしたら一生そういう症状が続く可能性もある。コロナにかからないような対策。行動控えるだとかしていただきたいと、僕は考えております」

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【日時】2021年08月12日 23:20
【ソース】日テレNEWS24