「かまぼこ離れ」魚介類の価格高騰・・・その余波は”おでん”にかかせない練り物にも

NO.10024246
 2021/11/29 13:19
「かまぼこ離れ」魚介類の価格高騰・・・その余波は”おでん”にかかせない練り物にも
「かまぼこ離れ」魚介類の価格高騰・・・その余波は”おでん”にかかせない練り物にも
海の幸が高騰する中、その余波は寒い時期に欠かせない”おでん”の具材にも。

キャスター 小崎純佳
「寒くなると食べたくなるおでん、いただきます。体がぽかぽかして、おいしいです。」

ちくわやさつま揚げなど、おでんには欠かせない練り物。
様々なものの価格が高騰し、魚介類の値段も上がる中、この練り物にも影響が出ています。


石鹿商店 石原正一専務
「かまぼこ離れっていう、それがネックじゃないかと思うんですけど。」

こう話すのは、島根県松江市で、あご野焼きやかまぼこなどを製造・販売する「石鹿商店」。

原材料には、県産のすり身と輸入のすり身を使っていますが…。

石鹿商店 石原正一専務
「冷凍すり身によって違うが、輸入ものが1~2割ぐらい上がってきている。」

日本かまぼこ協会によると、原材料の最大の供給源であるアメリカのスケソウダラすり身が、今年3月以降値上がりし続け、去年の同じ時期に比べ10%上昇。
加えて、すり身の世界的な需要増加や原油高による輸送費の高騰などが原因としています。


石鹿商店 石原正一専務
「値段のことは毎日のように考えていますけど、なかなか上げて売れるという商品でもないので、かまぼこというものは。」

かまぼこ離れを心配して、値上げに踏み切ることは難しいと話します。

【日時】2021年11月26日 20:26
【ソース】BSS山陰放送
【関連掲示板】

おでん(御田)は、日本料理のうち、煮物の一種である。鍋料理にも分類される。鰹節と昆布でとった出汁(だし)に味を付け、種と呼ばれる様々な具材を入れて長時間煮込む。おでん種としては、さつまあげ、はんぺん、焼きちくわ、つみれ、蒟蒻(こんにゃく)、大根、芋、がんもどき、牛すじ、ゆで卵、厚揚げなどがある。お
50キロバイト (7,339 語) - 2021年11月18日 (木) 13:33