【ウレタンマスクやめて!】コロナ対策の温度差で発生するトラブルが話題に

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 影のたけし軍団 ★ :2021/09/17(金) 08:11:46.21

都内の専門商社で事務職として働くAさん(33歳・女性)が憤る。
「いまだにウレタンマスクで出社してくる20代の男性の後輩がいるんです。

もうずいぶん前から、ウレタンマスクは不織布マスクに比べて飛沫を吸い込む量も吐き出す量もかなり多くなるっていう情報が出回っているじゃないですか。
なのに、まだウレタン使ってるなんて、自分が他人に感染させるリスクに配慮が足りなさすぎるんじゃないかと腹が立って仕方ありません。

その後輩に至近距離で話しかけられると、思わずのけぞってしまいます。で、なるべく距離を取りたいから、ちょっとずつ後ずさるようにして離れようとするんですが、
向こうは気づいていないみたいで離れた分だけ距離を詰めてきて……。ちょっとは察してよって感じです。

うちにはまだワクチンを打てない小さい娘もいますし、私が感染して、そこから娘が感染したらどうすればいいか……。
でも、後輩にマスクのことまで口うるさく注意して煙たがられたり『気にしすぎのヒステリーな先輩』と思われたりしたらどうしようと考えると、
気軽に注意もできなくて、モヤモヤした気分で日々を過ごしてます」


一時よりは新規感染者数が減ったとはいえ、新型コロナウイルスのデルタ株は相変わらず猛威を振るっている。
従来よりも圧倒的に感染力が高いこの株が蔓延するなか、いままで以上に浮き彫りになっているのが、「感染に敏感な人」と「そうでもない人」のすれ違いだ。


とりわけ、そうしたすれ違いが如実に現れるのが職場である。

リモートワークが進んでいるとはいえ、どうしても出社せざるをえない人はいる。
Aさんのような「感染に敏感な人」にとっては、「そこまで感染を気にかけていない人」が「意識の低い」存在に見えてしまう。


一方、感染をそこまで気にしていない人にとっては、感染に敏感な人は奇妙なまでに過敏な存在に見えてしまう。

では実際のところ、職場ではどのようなすれ違いが起きているのか。都内で働く人たちに取材した。
取材のなかで多く聞かれたのは、やはり「マスク」に関するすれ違いだ。

国立研究開発法人・理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーション結果によれば、
マスク着用者が吐き出す飛沫のカット率は、不織布マスクが80%、ウレタンマスクが50%、布マスクが66~82%、
他人から吐き出される飛沫のカット率は、順に70%、35~45%、30~40%である。

不織布を使ったほうが飛沫をカットできること、感染のリスクを抑えられることは徐々にポピュラーな情報になりつつある。
「それなのに、ウレタンマスクをしてくる50代の男性社員がいて、本当にため息が出ます……」

都内のメーカーで働くBさん(40歳・女性)は、実際にため息をつきながら話す。

「その社員は、当然会議にもウレタンマスクをつけて出てきますし、そのうえ、本当に信じられないことなんですが、
自分が話すときにわざわざマスクを外すんです。本人は『聞き取りやすいように』とか『失礼のないように』とか思ってるのかもしれませんが、
実際のところはどういうつもりなのかよくわかりません。

こっちからすると感染するんじゃないかって心配で会議に集中できないし、本当にやめてほしい。
でも年上の男性社員ですし、注意すると何を言われるかもわからないので結局スルー。何度かそういうことが続いて、もう会議に出るのが嫌になってきてます」

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87383#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3